マメかぁさん。は今日も生きづらい

内向型&ハードモード人生。生きづらい私のためのボヤき沼。

回顧録③:順調な妊活と妊娠生活

2019年6月某日。

 

その日は私の34歳の誕生日。

そして、とある総合病院で入院の手続きをしていた。

 

会社の退社理由の一つが「妊活」だったこともあり、

数年ぶりに婦人科で検診を受けたところ

子宮内ポリープが見つかったのだ。

 

ポリープ自体は悪性ではないものの、

妊娠を希望しているのであれば

ポリープは無いに越したことはないということで

摘出手術を行うために入院することになったのだ。

 

まさか自分の誕生日に入院することになるなんて…。

34歳は一体どんな一年になるのだろう。

果たして良くなるのか、悪くなるのか…。

 

手術自体は何事もなく終わり、術後の経過も良好だった。

 

そして、7月末のこと。

妊娠していることが分かった。

 

手術後、一ヶ月を過ぎた排卵期に

タイミング法を行なったのだが、

まさかその一回で妊娠できるとは思っておらず、

これにはかかりつけの婦人科医も驚いていた。

 

※後に、子宮内膜ポリープ手術をした直後は

妊娠しやすいのだと産婦人科医に教えてもらった。

 

 

今思うと、出産までの妊娠生活は

ここ数年の自分の人生の中では

最も心お穏やかに過ごせた時間だったかもしれない。

 

自分の給料はゼロになったものの、

夫の仕事が忙しかったので夫の給料だけでも

夫婦2人だけなら何とか過ごすことが出来ていたし、

 

私もそれまでの貯金があったので

お金に対する心配はほとんど無かった。

 

仕事や対人関係による心労から解放され、

ずっとやってみたかった習い事教室にも通ってみた。

 

つわりによる体調が思わしくない時期もあったけど、

調子が良い時期は興味のあるセミナーや講習にも参加し、

行きたいところにも足を運び、積極的に行動していた。

 

当時はコロナ前だったので、夫と一緒に国内旅行もした。

 

何より、妊娠していることで色んな人から

「おめでとう」という言葉をかけてもらった。

 

仕事のキャリアが思うように積めず、

迷走ばかりしていたここ数年。

 

ずっと仕事でのキャリアを求めていたけれど、

「自分は外で働くのは不向きで、

専業主婦の方が向いているのかもしれない。」

 

そんな風に感じた。

 

そして、

この心穏やかな日々がこのまま続けばいいのに…。

 

そう願わずにはいられなかった。