回顧録①:マメかぁさん。正社員を辞める
今日からまた一週間がスタート。
そして、昨日から8月がスタート。
6月7月は散々な出来事が続き、心身共にボロボロ…。
そして今月は夫の長期出張により、月の約半分がワンオペ育児となる予定。
なので今月は体調を整えることも目的に、
仕事は一旦休業して家事育児だけに専念する予定です。
ところで、以前にも書きましたが
私の仕事はフリーランスのグラフィックデザイナーです。
(一応、個人事業主)
私がなぜフリーランスのグラフィックデザイナーになったのか、
その過去の経緯を書いていこうかと思います。
誰かに読んで欲しいというよりも、
「自分の過去を書き出すことで
自分自身が自分と向き合って気持ちの整理をしたい。」
そんな意図です。
拙い文章ですが、自分一人でずっと抱えていた感情を
洗いざらい出したいと思います。
それでは、回顧録スタートです。
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2019年4月某日。
その日、私は勤めていた会社の最終出勤日。
毎日行われる定例の朝礼で
私は全社員の前で退社の挨拶をした。
自分が何を喋ったのかはもう覚えていないけれど、
全社員の顔を見ながら
「これだけ自分が考えに考えたこの言葉は、
きっと誰にも響いていないんだろうな…」
そう思いながら喋っていたのだけはうっすら覚えている。
勤めていた会社は家族経営の零細企業だった。
退社の理由は簡単に言えば、主に人間関係や仕事内容との不一致。
家族経営の会社が全てそうではないとは思うが、
そこは家族経営の会社にありがちな自浄作用の全くないところだった。
昇進するのは経営陣に好かれた人ばかり。
長く勤めている人は経営陣に従う人や、
年齢などが理由で他に行き場がなく経営陣に従わざるを得ない人達ばかり。
まるで新興宗教団体に近い会社だった。
なので、常識的な感覚や心優しい性格を持っている人達は数年と持たない。
「自分が悪いからいけないのだ」
「自分が弱いからいけないのだ」
そんな間違った思い込みを抱えてしまい、心身が潰され、
数ヶ月に一人のペースで次々と辞めていた。
かくいう私もその一人だ。
この会社に居続けたら間違いなく心身が潰れると感じた。
そして、
「あぁ、私はまた、間違った道を選んでしまった」
と感じた。